紙芝居のある風景
お世話になっております。
相談員の福田です。
ここ数日続いていた雨が上がり、こんな天気。
雲が近かったり遠かったり。空気の澄んだこの時期だから出会える空ですね。
さて本日は、毎月ボランティアで来ていただいております
「西川朗読ボランティア」の皆さんによる紙芝居の様子をお伝えします。
お話しいただいたのは
①じいさまときつね
きつねを馬鹿にしたじいさまが、その後峠のあたりで死んだ人の埋葬に出くわします。
なぜか中途半端な状態で埋葬を終えて、埋葬を担当していた係の人たち(?)がいなくなります。
土もかぶせず行くもんだから蓋が空いて…軽めの恐怖。
②ねずみちょうじゃ
心の綺麗なおじいさんが、ねずみに優しくした結果、ねずみ御殿で、それはそれは楽しいおもてなしを受けます。打ち出の小槌をもらって帰ります。
それを見ていた隣の心の汚いじいさん。汚いことを企んでねずみたちに近寄りますが…
悪だくみの結末やいかに。
③たべられたやまんば
山寺の小僧が遊びに行った先は、とあるばあさんの家。泊まって行けと。
泊まったが最後、ばあさんは実はやまんばだった!
山寺の小僧とばあさんによるアクションファンタジー。
タイトルの通り、やまんばはなぜ食べられてしまったのか?!
④あんもちみっつ
あんこたっぷりの美味しいあん餅をみっつもらった老夫婦。
まずは一つずつ食べ、残りの一つをどっちが食べるか。にらめっこで決着をつけることにしたようですが、
さて、平和に決まるのでしょうか…
の、4本でした。
読み聞かせに来てくださるボランティアの方々は
登場人物に合わせた声色を使い、場面に合わせた抑揚をつけた読み方で楽しませてくれます。
お一人で何役もこなされます。
マイクを通して聞こえてくるその声に、聞く側それぞれが「じいさん」や「ばあさん」の
表情や性格まで想像する事ができます。
ご利用者は、紙芝居の時にこの「想像」をすることで、刺激も受けることができます。
我々職員には…想像させる技術がないのです(;O;)
ボランティアの皆さん、またお願いいたします。