地域一斉合同防災訓練
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西蒲区を震源とした震度6強の地震が発生。その影響により断水や近隣の建物が崩壊する状態となり、升潟小学校が緊急避難所場所指定となる。と想定した場合の、
升潟小学校児童や先生方の避難や地区別の班編成訓練及び升潟小学校と地域や行政との連携方法の確認等、指定避難所でもある小学校を中心として地域全体の防災意識の啓蒙を図る防災訓練を行いました。
参加者は、
升潟小学校全児童と全教員
地域にお住まい方々
児童保護者
自治会長、行政職員、休日夜間の開錠を担当する駆けつけ人、新潟市消防団西川分団分団長、PTA後援会長、花見の里職員
講師として日本赤十字社新潟県支部担当者
と総勢130名以上の方々が参加されました。
始めに、校長先生から”自助”と”共助”の話があり、
今回の訓練のねらいでもある
児童の防災意識啓発や人間関係形成・協働などのキャリア教育
消防団や我々花見の里のような地域に関わる団体との連携
様々な方々との関わりを深めた共助による地域防災力の向上
非常に熱意の感じられる話であり、充実した防災訓練になるだろう感じを受けました。
また、日本赤十字社による講義では、自然災害の恐ろしさであったり、自然災害から身を守る方法であったりをクイズ形式で解りやすく伝え、グループワークでは保護者や地域住民と助け合いに関するお題に取り組むなど、防災の大切さや避難所生活の困難さをイメージできたのではないかと思います。
さて、ここからが花見の里の出番であります。
災害発生時に避難所生活が困難な高齢者や身体に不自由がある方々を、
設備の整った・介護のプロが揃った花見の里が支援するための方法を実演を含め説明してまいりました。
実際に車いすへの移乗などを見た先生や地域の方々からは、
「さすがプロらね」
「おったみてな年寄るは花見に居た方が安心ら」
などなどの感想もいただき、安心感や頼もしさを感じていただけた様でした。
我々も避難者の受け入れ方や避難生活の支援方法など、まだまだ詰めていかなければならない課題もありますが、地域と共に歩み開かれた地域に必要欠くべからずの施設となるよう努めて参ります。
最後になりましたが、
お忙しい中、訓練に参加いただいた方々
計画してくださった升潟小学校の高橋校長先生ならびに本間教頭先生
準備実行いただいた先生方
たいへんお疲れ様でした。
また、保護者を代表して
たいへんありがとうございました。
皆様の使命感や愛郷心に感謝し心強さを感じる一日となりました。
自宅へ帰り、訓練に参加した児童(息子)に感想を聞いたところ、
「吉田沙保理最強」「吉田沙保理のタックル食らったらまじでヤベー」と… 😆
日本赤十字様の講義のなかで
「水深50cmの津波で吉田沙保理の低空タックルと同じくらいの威力があります」
との話が印象的だったようです… 😉