地域一斉合同防災訓練に参加しました。
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
今回は、11月26日に升潟小学校で行われた『地域一斉合同防災訓練』についてご紹介させていただきます。
この訓練は升潟小学校が中心となり、生徒の防災教育はもとより、行政機関や協力団体などと共同して地域防災の意識向上も目的に加えた、子どもたちの暮らす地域全体の防災力のベースアップを図る取り組みでもあります。
訓練の初めに高橋校長先生より「自助」・「共助」の心得や助け合い・ゆずり合い精神などのお話がありました。生徒だけではなく参加者全員の胸に響いたのではないでしょうか。
場面は変わり、日本赤十字社新潟支部 間嶋氏より災害の恐ろしさや避難所生活の実態などの講話がありました。真剣に聞き入る生徒、積極的に手を上げ発言する生徒など学びの姿勢についても私自身が見習わなければならないほどです。
その後に、行政や花見の里など避難生活に関わる方々の紹介があり、我々花見の里の被災時応援の形をデモンストレーションにて紹介させていただきました。
司会進行は桜や紅葉が良く似合う村松相談員。避難所など床上生活が困難なご高齢者を保護するとの想定で、車いすへの移乗介助~送迎車両へ乗車を実演させていただきました。
そのほか、行政機関主導による体験学習にも生徒と交じり参加しました。
水消火器を使った消火器体験や段ボール製のベッドや簡易トイレに触れてみたりと、あまり身近にはない機会の体験で生徒たちも興味を持って学習していた様子。
下の画像は新聞紙を使ったスリッパ作りの様子です。
新聞紙を山折り、谷折り、三分割に折ったりと生徒達と一緒に体験学習にも参加。
意外と丈夫でびっくり!
その日の晩、家では新聞紙スリッパを履いている子ども達が…
水には弱いことも学習できていました(笑)
この度の地域合同防災訓練を通じ、特にコロナ禍においての感染症対策も並行したなかでの災害対応の難しさ、何事もない日常生活のありがたさなど再認識させられました。
訓練に関わってくだった方々、
升潟小学校の生徒とそのご家族、地域にお住まい皆さま、升潟小学校の先生方、自治会・行政機関の関係者や地域コーディネーターの皆さま、赤十字社新潟支部の皆さま
大変お疲れ様でした。
生徒にとっても学びの多い防災訓練になったのではないでしょうか。
我々花見の里は、今後も地域と共に歩みひらかれた施設となっていけるよう、防災やボランティア活動に関わらず様々な形で関わり合えればと思っております。