棟梁は腹が減ると繭玉を食べたくなる
お世話になっております。
相談員の福田です。
本日は、タイトルの通り、「繭玉」の飾りつけについてご紹介します。
花見の里では、鏡開きに合わせて正月飾りを取り払います。
その後、小正月の飾りとして、この「繭玉」を飾ります。
ソレはあっちだ。コレはソっちだ。アレはそっちでコレもそっちだ。
棟梁にも長年培ったこだわりがあります。
農作物の豊作を祈願して飾られるという習わしとのこと。
ここ新潟市西蒲区でも、その習わしを伝統として守ってきていた家も少なくないようです。
ご利用されている方々のお宅も同様です。
「あ、まゆだまだね。」
「孫が小さい時“きれいだね。”“かわいいね。”とかいって喜んだんだ。」
玄関を通るご利用者から聞かれる声です。
面会などで来園される方々も、天井からつるされた飾りを見上げて「お、まゆだまらね」などなど。
おじいさんとおばあさん。
ニコニコ向い合せて飾りました(笑)
しばらく飾ってありますので、お時間がある方は是非お越しください。
みなさんのご家庭の繭玉のお話を聞かせていただければ、幸いです。