令和2年度 心肺蘇生法講習会
花見の里スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は先日行われた心肺蘇生法講習会(内部講習)の様子をご紹介いたします。
今回も応急手当普及員による指導の中、昨今の新型コロナウイルス感染症対策により一部追補された手技手法を含め「救命入門コース」に準じたカリキュラムで行いました。
心肺蘇生法講習、災害対応訓練、火災避難訓練等…防災教育に関するものほとんどは「実際に訓練の成果を発揮できた」なんてことが無いのが一番であり、万が一の備えであり続けるのが理想です。しかし「災害は忘れなくてもやってくる」の言葉の通り、いつどこで何があってもおかしくない時代です。その時に直ちに命を救える・命を守れる行動ができるか、いち早く行動ができるか、その心の持ちようについてを最重要項目として講義を行いました。
とは言え、緊急事態に遭遇した場合に慌ててしまう、躊躇してしまうのは当然のことであり、その時に自然と体が動くには反復練習の積み重ねだと思います。
受講者の中には、実際に倒れた人に心肺蘇生を行った方もいたり、そういた場面に遭遇したらと思うと不安と思っていたりと、それぞれ訓練に向き合う角度が違えども、参加者全員が真剣に訓練を行っておりました。
不安に思うことが向上につながる近道であり、近道の先に一歩先に足が出せる勇気が育っているはずです。
今後もご利用者様の安心安全を守れるよう、私たち一人ひとりの人間力向上の何かのきっかけとなれるよう、内部講習会を企画していきたいと思います。