スタッフブログ

令和2年度 火災避難訓練

コロナウイルス感染症により様々な制限がなされるな中、火災避難訓練をどのように行うか(密にならず、消防隊や設備業者など外部の方々の立ち入り制限など)を思案していたところ、旧西川地区で住宅火災が発生したと地元消防団に通報が入りました。

私自身も新潟市消防団西蒲方面隊西川分団に所属しており、受報後すぐさま小型ポンプ積載車を走らせ現場へ急行しました。火災のあったその日は、晴天が続き乾燥していた上に風も強く、瞬く間に家屋を燃えつくしてしまうほどの火災でした。実際の火災現場ではソーシャルディスタンスだのマスク着用だの考えが回らないほどに指示や応答の声が飛び交う緊迫した状況でした。その中で筒先を保持する・小型ポンプを操作する・ホースを展張していくなど躊躇なく消火活動を行う団員たち。「小型ポンプ操法」や「連結放水訓練」などの訓練活動によるところとあらためて訓練の重要性を感じました。

火災現場対応に行動マニュアルを見ながら行動をしている者などいないように、花見の里でも訓練マニュアル的はものを極力少なくし、訓練のための訓練にならないよう取り組んでいるところであります。各職員が事前にイメージトレーニングできるよう最低限の資料だけを準備し訓練に臨みます。

実際の訓練では、慌ててしまう職員、戸惑う職員、判断ミスをする職員など…それらのことが日頃からの防災意識の重要性や向上の必要性また訓練の必要性や訓練不足への危機感など、訓練後のアンケートに表れていました。われわれ職員の防災意識向上こそが最初に取り組まなければ訓練です。

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万が一の際に、『命を守る』最優先であり最低限の使命を全うできるよう、今後も実践的な訓練を行ってまいります。

もちろん、火災を起こさないことが最重要です!特にこの時期はトラッキング火災が増える時期でもありますので、タコ足配線の解消やコンセント回りの掃除など再点検を行いました。

2020-06-28 | Posted in スタッフブログ, 介助員Comments Closed