令和2年度　火災避難訓練（2回目）

先月に引き続き、今月も火災避難訓練を行いました。今年度は万が一の際の実効力を養うため訓練の頻度を上げて行っております。

今回も訓練に参加いただいているご利用者の皆様にストレスや負担がかかっている事、ご協力いただいている事を忘れずに、成果ある訓練となるよう真摯に取り組んで参りました。

花見の里では昨年度からの『災害現場でのリーダーシップの強化とリーダー育成』を重点的に取り組んでおります。対象となる職員は訓練担当者として、まずは訓練の起案から行ってもらいます。訓練担当者や防災担当者とともに机上検討や図上シミュレーションを重ね立案し訓練に取り掛かります。より実践的な訓練になるよう訓練用行動マニュアルなどは用意せず、予め定められた災害マニュアルに則って組織編制を行い指揮系統を立ち上げていきます。訓練時には訓練担当職員が実際に避難誘導の指揮をとることで、図上シミュレーション～実働訓練、訓練に関わる一連のプロセスが実践的なものであるのか検証すること、状況判断や意思決定の必要性を体感することもリーダー育成訓練の一つと言えます。

訓練終了後にはフロアのあちらこちらで反省や改善に向けた意見交換などが聞こえていたのもまた一つ防災力がステージアップしているのかなと思えました。

火災ような”防がなければならない災害”は起こさないことが大前提であり最重要ですが、火災避難訓練や災害対応訓練などで不測の事態に備えることも我々の使命であります。

これからもご利用者様また我々自身の安心安全を保障していけるよう職員一丸となって防災力向上に取り組み続けてまいります。