地域合同防災訓練に参加しました

花見の里スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は升潟小学校で開催された地域合同防災訓練の様子をご紹介させていただきます。

花見の里では自施設の防災力向上はもとより地域の防災力向上にも加担できればと思い、微力ではありますが職員の派遣を行っております。

今回の地域合同防災訓練は…

クイズやゲーム・体験活動を通し、生活の中での備えや防災に関する体験を行う

題して！！

『防災謎解き・体験ミッション』（タイトル：エネルギッシュな教頭先生）

といった防災イベントのような形式で開催されました 🙂

”間違い探しクイズ”　”紙食器作り”　”消火器体験”など9つに 分かれた各ブースを教員や行政職員・地域コーディネータや花見の里職員が担当し、児童や地域住民の方々が防災学習を行います。

花見の里では”車いす体験”のブースを担当し、車いすの使用方法・車いすでの避難や避難されて来た方への介助方法など体験学習のお手伝いをさせていただきました。車いすに触れること自体が初めての児童が多く、少し身構えるのかなと思っていたのは大人だけ… 😉 積極的に車いす体験に取り組む児童たちがなんだか頼もしく見えます 🙂

急に動かしたらびっくりする！！スピード出すと怖い！！車いすに乗っていると落ちている物を拾いづらい！！

自分で漕いで進むも…うまく曲がれない！！手が疲れる！！

段差やぬかるんだ路面（体育マットで代用）では動かない！！重い！！など、車いすでの避難生活はたくさんの困りごとがあることを体験し、そのお手伝いのやり方を教わり、福祉用具の苦手もちょっとは無くなったかなと感じました。

開会のあいさつの中であった

「楽しく真剣に学んでください」

との校長先生のお言葉の通り、楽しく真剣に取り組む升潟小学校児童のみなさんでした 😀

住民の高齢化…世代間分断…つながりの希薄化

多くの地域で問題となっています。

災害時だけではなく日常生活の中でも地域互助の関係性が深まるよう、親しみが育ち、ぬくもりが伝わるよう、今後より一層地域全体で取り組めていければ良いなと考えさせられた防災訓練でありました。