将来を担うチカラ
お世話になっております。
相談員の福田です。
台風の影響からか、気温差の激しい日が続きました。皆さんお体の具合はいかがでしょうか?
この先はもう寒くなっていくばかり…風邪などひかないように気をつけていきたいです。
さて、当施設には毎年この時期、西川中学校から3年生がボランティア体験に来てくれます。
今年も来てくださいました。
今回はボランティアの体験という目的ではありましたが
高齢者施設ではどのような方々がボランティアを求めているのかを
学習していただくという機能も持たせてみました。
①食事を摂るという場面で知っておきたいこと
②移動をする場面で知っておきたいこと
③余暇時間の過ごし方
というプログラムをたてました。
①食事については、体の衰えにより、何に困るかの話をしました。
そして、その方々にどのような食事を用意しているかも説明されました。
将来、災害ボランティアなどでも活躍される生徒さんがでてくるといいなぁ
上の写真は、試食です。歯茎でも潰して食べることのできる煮物と、漬物を用意しました。
講義で使った会議室は、漬物の香りでムンムンでした。汗
②移動については、車椅子について体験していただきました。
日常で出会う車いすの方への理解を深めてもらおうという内容です。
実際に自分で車いすを操作することで、その難儀さを体験してもらいました。
右手と右足が不自由になった方は、左手と左足で操作しなければならない事。
また、その逆についても。
生徒の皆さんが一生懸命車いすで通った後の廊下は、熱気でムンムンでした。
③余暇時間の体験では、楽しく賑やかに接していただきました。
今回は体操を一緒にしてもらったり、レクリェーションを一緒にしてもらったりしました。
高齢者のお話をゆっくり聴くという活動も、ボランティアになるという話もされたと思います。
生徒さん達の若さに負けじと、汗っかき介護課長は男の色気もムンムンです。
冗談はさておき。
ただ来てくれるだけで。そこにいてくれるだけで。
皆さんには、ご利用者を笑顔にできるチカラがあります。
介護人材不足を解消するには、未来を担うボランティアのチカラが必要となりますから…
学校の行事以外でも、機会があったら遊びに来てくださいね。
今回来てくれた生徒の皆さん、バスの運転手さん、先生方、来園いただきましてありがとうございました。
またお待ちしております。よろしくお願いいたします。