火災避難訓練を行いました
6月19日(水)に実施した災避難訓練の様子をご紹介します。
職員においては、前日の深夜に発生した新潟・山形地震での初動対応やご利用者様へのメンタルケアの重要性を痛感させられた後ということもあり、非常に防災意識が高まった中での訓練となりました。
花見の里のような介護老人福祉施設では、自力による避難が困難な方も多く、避難誘導に当たる職員たちのチームワークが非常に重要になります。
一口にチームワークといっても、日常の業務でのチームワークと災害現場でのチームワークとでは動き方も動かし方もかなり違ってきます。
特に火災など緊急事態での避難誘導では、リーダー職員の状況察知や状況判断、的確かつ簡潔に指示する伝達能力などが重要な要素となります。
また、指示を受ける側も緊急な状況化での実行能力が必要となってきます。
これら緊急時に必要な能力は主体的な訓練を重ねることで身につくところでもあることから、花見の里では訓練のための訓練にならないような取り組みを行っております。
とは言え、一番大事なことは
火災を起こさないこと
「防げない災害」(地震や河川氾濫洪水など)とは違い、
失火による火災は「防がなければならない災害」です。
日頃からの防火活動が何よりも重要です。
今後も防火防災力の向上や防災リーダーの育成、
万が一の際に人より一歩先に足が出る積極性、
躊躇わず実行できる判断力、
施設全体でレベルアップを図っていきたいと思います。